閉鎖循環式室内養殖について

風光明媚な国立公園内にある英虞湾でも近年、温暖化をはじめとする環境変化が襲い掛かっています。
海ぶどうの養殖はもともと陸上養殖であり、ビニールハウスなどを使ったかけ流し養殖が主流でありますが太陽光や天然海水の水質など環境に左右される要素が多く、近年安定生産が難しくなっています。
これらの問題を解決するために閉鎖循環式室内養殖が誕生いたしました。

植付から1か月で収穫

長さ、粒付き、色がいつもそろっていて、茎はほとんどありません。

閉鎖循環式室内養殖の6つのポイント

1. LED

海水を平面でとらえず、立体でとらえて面積効率を稼ぐように横からのLED照射をする方法。


2.水温

断熱性の高い建物やリーファコンテナにシリンダー水槽を入れることでエアコンのみで水温管理が可能。


3.海水

天然海水だけでなく人工海水でも養殖に成功。


4.波

シリンダー水槽内で波や潮流を再現


5. CO₂(二酸化炭素)

海水に溶け込ませたCO₂で光合成を促進。


6.栄養

3種のオリジナル液肥が完成。
海ぶどうが必要な成分を必要な量だけ与える精密栄養管理法。